加齢配慮・換気メンテナンス・子どもスペースを考えて平屋ベースで小屋裏利用の家
加齢配慮・換気メンテナンス・子どもスペースを考えて平屋ベースで小屋裏利用の家
空調メーカーで働いており知識もあったので、底力暖房と換気システムのシステムが良いと思いました。当時、平屋は年配向けが多く参考になるプランは今ほど世の中に充実していませんでしたが、プランをいっぱい書いてもらい、最後は設計士さんの相性と家の構造システムで決めました。海外出張が多く日程調整が難しい中、間取りはメールでやり取りし、仕様の打合せなども、こちらのペースに合わせて設計士さんがスケジュール調整してくれたのが良かったです。近所にHIROSEのOBさん住んでいたので、工事中はその方が現場監督の様に色々お知らせしてくれました。
底力暖房は11・12月頃に電源を入れて4月頃に切ります。室温が20℃以下(設定した温度以下)の時しか動かない設定なので、春先はあまり気にしないでそのままにして4月頃に電源を切る感じです。宅配の人や、親、友人には玄関入ると暖かいのでビックリされます。特にお風呂・トイレまで温度差が無いことが私達以上に良いなと思うみたいです。梅雨のジメジメはあまり感じないので、暑くなった頃にエアコンを入れます。
夏は、リビング又は小屋裏のエアコンを1台つけるくらいで、個々の部屋にもエアコンはありますが、寝る前に寝室をつける程度です。知識のある主人曰く、効率がよい家なのでこれで済んでいるし、電気代も安いと言っています。太陽光発電も設置していますが、夏の電気料金の支払いは1万円弱。冬は16,000円くらいで2万円は超えません。
食品庫(暖房で暖まらない仕様)は作ってよかったです。食品も置けますが、先日子どもが学校からサケの卵を持ち持ってきました。放流するので寒いところで育てましょうという事でしたが、我が家は玄関まで暖かいので場所に困りました。そんな時、食品庫の温度を測ったらあまり温度が上がらなかったので、思いがけず重宝しました。どこでも良いので、温度の上がらない空間があると便利だなと実感した出来事でした。